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基本情報

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システム工学部 環境システム学科

教授

井伊 博行 (イイ ヒロユキ)

II Hiroyuki

【連絡先】
電話番号:
FAX番号:
e-mail: hiro[at]center.wakayama-u.ac.jp
URL:
【専門分野】
環境動態解析(環境変動,物質循環,環境計測,環境モデル,化学海洋,生物海洋)
【研究紹介】
研究テーマ:
  同位体元素を用いて物質移動・物質循環を解明し,水環境の修復・保全をめざす

内容:
  我々人類にとって,水は必要不可欠なものですが,近年,河川水,地下水,海水などの水環境が有害物質によって汚染されつつあります.そこで,私たちのグループでは,水環境を保全するために,微量元素や同位体元素を用いて,物質移動や物質循環をより詳しく調べています.同位体元素は,同じ元素ですが,重さの異 なる元素を意味しています.たとえば,雨水に含まれる水素の同位体元素の存在比は,降水地点や季節によって異なります.そこで,河川水に含まれる水素の同 位体比を調べることで,河川水の元となった雨水の降水地点やその時期を推定することができます.また,自然界に存在する放射性の同位体元素(水素ではトリ チウム)は,一定の割合で自然に崩壊していきます.そのため,残った放射性同位体元素の量からその物質が発生して(雨水では地下に浸透して)からの時間を 推定することができます.また、海藻、水生昆虫、こけなどの生物中の微量元素を測定することで、長期期間の汚染の状況を把握する研究も行っています。

hiro.pdf   苔と海藻の重金属濃度

キーワード:
  環境学、環境解析学、環境動態解析、環境影響評価、環境モデリング
【取得学位】
博士(理学) 課程 千葉大学 環境科学
理学修士 課程 千葉大学 岩石学
【所属学会】
日本資源地質学会
日本応用地質学会
日本水環境学会
日本鉱物学会
日本地下水学会
土木学会
【主な授業科目】
地球科学 水土環境実験実習 基礎理学2 陸水環境工学、地球環境化学 
【セールスポイント】
環境化学分析を行っている。 環境同位体による水循環,物質循環の解析を行っている。生物による物質循環の解析を始めた。環境同位体をトレーサとした大気水循環の解析を始めた。豪州、特にビクトリア州との大学、行政との共同研究を1999年から継続して行っている。最近は、水生昆虫、苔、海藻を用いた重金属の汚染評価を研究している。
 

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