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システム工学部 精密物質学科 (産学連携イノベーションセンター)

教授 (副学長,産学連携イノベーションセンター長,工学自然科学系学系長)

伊東 千尋 (イトウ チヒロ)

ITOH Chihiro

【性別】
【連絡先】
電話番号:
FAX番号: 073-457-8245
e-mail: citoh[at]sys.wakayama-u.ac.jp
URL:
【専門分野】
物性Ⅰ(光物性,誘電体,格子欠陥),ナノ構造物理(ナノチューブ・グラフェン,ナノ構造物性,ナノ物性制御),無機材料・物性(力学・電子・電磁・光・熱物性,カーボン材料,誘電体),生物物理・化学物理・ソフトマターの物理(高分子・液晶・ゲル,化学物理一般,ソフトマターの物理一般)
【研究紹介】
研究テーマ:
  光励起による物質の構造変革,光励起による新物質の創出

内容:
  物質は原子あるいは原子が秩序化したものです。物質は物質を構成する分子(原子)の特徴を反映した特徴を示しますが,分子単独には見られない特性を持ちます。金属,半導体といった性質は正にその現れです。物質中の分子(原子)の配列,秩序を制御できれば,物質の性質を変えることが可能になります。このような性質を示す典型的な物質に、カーボンナノチューブに代表されるナノカーボンがあります。カーボンナノチューブはその巻き方により、金属的あるいは半導体的な性質を示すことが知られています。  物質に光を照射すると,照射直後の短時間のうちに分子レベルで様々な現象が起きます.一般には,これらの現象は個別的に起きてすぐ消えてしまいま すが,ある種の物質では,光が起したミクロな変化の間にある相互関係が生まれ,これ故に新しい秩序状態,構造の変化や性質の変化が発生します.つまり,光 が物質を全く変えてしまいます.これが,光誘起相転移・自己組織化です.このような現象を起こす物質の代表である,ジアセチレン結晶とこれを固相光重合さ せて得たポリジアセチレン結晶について,レーザ光を用いた分光実験や電子スピン共鳴実験により,(1) ミクロな変化がどのように起きるか,(2) ミクロな変化がどんな性質を持つか,(3) ミクロな変化にどのような相互関係がある(生まれる)か,(4) 結果としてどんな秩序を持つ物質が生まれるか,を明らかにする研究を行っています.

研究紹介画像ファイル ポリジアセチレンの光誘起相転移の模式図.光誘起相転移により,規則正しく並んだ側鎖分子の配列を変え,性質を変化させることができる.

キーワード:
  ナノカーボン,光機能性発現、光誘起相転移・自己組織化、光誘起構造変化、光キャリアダイナミクス、光物性、レーザー分光、共役高分子
【希望テーマ】
[1]. 共役高分子の光機能開拓 (産学連携、民間を含む他機関等) (技術相談、受託研究、共同研究)
[2]. 酸化物半導体における光キャリアダイナミクスと機能発現 (産学連携、民間を含む他機関等) (技術相談、受託研究、共同研究)
[3]. 物質科学の導入教育 (産学連携、民間を含む他機関等)
[4]. 顕微FT-IRを用いた物質の解析 (産学連携、民間を含む他機関等) (受託研究)
[5]. 木質資源から創るナノカーボン素材 (産学連携、民間を含む他機関等) (技術相談、受託研究、共同研究)
[6]. 高分子の光劣化、光改質 (産学連携、民間を含む他機関等) (技術相談、受託研究、共同研究)
【詳細あるいは関連情報のURL】
ホームページ
 
【取得学位】
理学博士 課程 名古屋大学 物性I
工学修士 課程 名古屋大学 結晶材料工学
【所属学会】
応用物理学会
社団法人 日本物理学会
【略歴(研究職歴)】
日本学術振興会 特別研究員 (PD)
旭化成工業(株)ポリマー開発研究所 研究員
旭化成工業(株)ポリマー開発研究所 主査
名古屋大学理学部 助手
和歌山大学システム工学部 助教授
2007-   和歌山大学システム工学部 教授
【主な授業科目】
統計力学、量子力学II
【セールスポイント】
・木質ナノカーボンの開発 ・有機π電子系物質の光学特性およびその物性制御 ・赤外~紫外領域の分光測定 ・物質の放射線に対する影響 等の研究を理学的、工学的に行っています。
 

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